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お祭り当日。
快晴とまではいかないが、気持ちの良い冷たい風が吹く日曜日だった。祭りの前半は13時からで民謡・手踊り・津軽三味線それぞれの名人たちによる大きな暖かいホールでの催しだった。NONさんらによる「ほのお祭りMOON」は15時から18時まで、ということは祭り全体で見ると結構な長丁場だったのだ。最初から最後までいたお客様はいたのかしら? 「ほのお祭りMOON」は会場を移してスタートした。大きくはなく暖かくもない会場は結果的にどこか出演者たちにマッチしていた。そこが良かった。と思った。ステージの広さも、バックのねぶた絵も、窓から外が見えだんだん暗くなってゆく様がわかるのも、少し寒いのも、良かった。 ![]() NONさんから始まった。まだ少し明るい外が見える。キャンドルが灯されてゆく。 『Quiet Song』が静かに響く。祭り第2部の始まりがこの曲。その場の空気と時間の流れがガラリと変わるのを感じた。空気と時間に色が付いてたらきっとおもしろいだろうなぁ。NONさんの放つ振動がそこいらを這って、そして人を浮かす。少し寒かった会場がキャンドルの「炎」と「NONの歌」でホカホカしてきた。 ![]() ![]() 北国の冬は静かで、冬の山はもっと静か。 祭りが行われた「津軽伝承工芸館」という所はすぐ隣に山が見える、言わば奥地。はっきり言って移動が大変であるし、近所にコンビニなんてない。温泉はある。最高にいい所だ。そんな静かな場所で北国の人は、耳を澄ますのだ。耳を澄まして聴こえてくる音がNONさんの声ならばいいじゃないか。こんなベストマッチングなことはないと自然に思った。それだけ『Quiet Song』がハマっていたということだ。 娘さんが話す津軽弁を歌にしたものや、1人では初めて歌うという『善でも悪でもない精霊』や、『ひまわり』そして『家』。あ、『パンドラ』も歌った!(セットリスト未確認で書く私・・・) 地球と一緒に生きている感覚を強く認識させられる、少しだけ不自然でとても自然でもある時間の経過を味わった。よく考えると地球と共に生きているのは当然のことで、普段はあまり考えないだけだ。それを思い出させてくれて「(なにがなんだかわからないがとにかく)みんな一緒だ!」という感覚が甦る気がする。そう気付くことも気持ちが良い。大きいな。と、毎度のことながら思うのだ。 ![]() ソロステージを見る機会が多い私は、是非ともバンドという形でもNONさんを見てみたい!と思った。 別の顔になるのかと思うとワクワクで仕方ない。 ステージ終了後、他の出演者たちがステージに立つ姿を見るNONさんは とても楽しそうにビールを飲んでいた。 最終的に出演者もお客さんもみんな踊っていた。 北国の冬山に大きな焚き火、消えない炎を一緒に見た。 いい日だった。 ![]() (次回更新予定日 12/15)
by nonband
| 2007-12-11 23:53
| 活動報告
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Comments(3)
行けなかったので、
気持ちだけでも、コトバを頼りに、 ほのおに包まれてみること、出来たっぽい。
0
臨場感あふれる写真で、まるでその場に居合わせたかのような
キブンに浸れました。ありがとうございます。NONさんに ぴったりの場だったようですね。 「善でも悪でもない精霊」や「家」は『ie』の中でも好きな曲の 代表です。NONさんよりも遥か北方に暮す私には、なかなか生で 聴く機会がありませんが、生きていればいつかどこかで…。
ラシーン様
不思議なもので、冬って心や体にナニカが沁み入る率が高いような気がします。寒いから欲してしまうのかな。少しでもライヴの空気が伝わったなら良かったです。炎はどんな暖房機具より暖かいですね。離れたくなかったです。ありがとうございまっす! TOMすけ様 そんなありがたいことを・・・(かなり嬉しいです)。 NONさんにぴったりでした。山や雪は最高ですね!ポロンポロンと静かに響き渡る「善でも悪でもない精霊」はこれまた素晴らしかったです。会場がホールではなく外に通じるエントランス(?)のような所だったので音もすごく響いていたのです。更に北にお住まいなのですか!冬が始まり雪やら灯油やらで大変ですよね・・・今年は(余計な心配)。TOMすけ様がNONさんの歌を生で聴ける機会が早く巡ってきますように・・・。
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